膝の痛み

お悩みの症状

このようなお悩みありませんか?

サポーターを付けているが痛みがある

年齢・体重が原因と言われた

変形性膝関節症と言われて、いずれは手術しかないと言われた

痛み止め注射などしたがすぐ痛みが戻ってしまう

病院で今行っている運動を制限するように言われた

過去に膝に水が溜まって注射で抜いた経験がある。

電気を流す治療マッサージなどを行って少し良くなるがまた痛みが戻ってしまう

患者さんの声

Sさん 58歳

旅行が好きで長距離歩く事が多く週1回でテニスも行っていたのですが、最近は膝が痛くて旅行に行くのもおっくうになっていました。

自分でストレッチをしたりスクワットなども行っていたのですが、限界のようでした。整体と教わったケアをしていたら徐々に歩く時の痛みや引っ掛かる感じが良くなっていきました。

トレーニングも私に合ったちょうどいいものを教えてくれたので助かりました。

院長 神崎

Sさんは膝周りの筋力はあったのですが、歩行時に上手く使えていなかった事と、膝を伸ばす制限があった事が痛みの原因となっていましたね。

膝の可動域を広げても動作で使えるように練習やトレーニングをしないとまた膝が固まってくるので、整体とケアとトレーニングを併用していく事がとても重要になってきます。

膝のお悩みで考えられるのは?

一般的…姿勢、運動の負荷が強い、筋肉が硬い、体重、加齢

当院が考える原因

  • 体幹・股関節の筋力低下
  • 女性ホルモンと子宮、膝の関連性
  • うち股・ガニ股による膝、足首の歪み
  • 膝が伸ばしきれない

この4つが多く見られます

体幹・股関節の筋力低下

こんな方いませんか?

しゃがんだり立ち上がる時にうち股・ガニ股になっている

片足でバランスを保てられない

歩くときに体幹が左右に揺れながら歩いている

股関節、体幹の筋力は膝のブレを抑える役割をしています。特に『立ち上がり・しゃがみこみ』の時に『内股・ガニ股』になる人は、股関節・体幹の筋肉をうまく使えず膝に負担をかけ膝の痛みになります。

例えば内股の人は腹筋と股関節を開く筋肉が弱く、ガニ股の人は背筋と股関節を閉じる筋肉が弱いなどの傾向があります。

しかしこれは一例にしか過ぎず筋力がないという問題だけでなく『なぜ使えていないのか、なぜその使い方になってしまったのか』を『既往歴や運動歴、普段の体の使い方など』から予測・確認してから正確に施術やトレーニング、ストレッチ指導をする必要性があります。

病院や整骨・整体院など何件目か経験された患者さんの中には、一般的に推奨されるトレーニングが適していないパターンの方もよく見られます。この症状にはこれという安直な指導・施術ではなく、その人の弱点や特徴に焦点を絞った最適なトレーニング方法の指導を当院では行っていきます。

女性ホルモンと子宮・腸の問題による膝との関連性

こんな方いませんか?

生理中に膝が痛む

婦人科系疾患の既往がある

便秘、胃下垂・盲腸などの経験がある

臼蓋形成不全の既往がある

主に妊娠中や生理中に分泌される『リラキシン』というホルモンは腰・骨盤・股関節を緩ませる作用があります。これにより女性は股関節や骨盤周囲の支持性が低下し負担が膝に集中しやすくなります。 

また『卵巣と盲腸の近くを膝の内側まで伸びる閉鎖神経が通るので膝の内側の痛み(※特に右側)に関係してきます。

以上から女性ですと膝の痛みに繋がる原因として膝単体の問題以外に胃腸症状婦人科系疾患から子宮・小腸・盲腸周囲の問題が、膝に伸びる神経を圧迫する事も考えて施術する必要性があります。

また、女性に多い臼蓋形成不全がある方は生まれつき膝に負担がかかりやすい体と言えます。支持性の低下はもちろん、可動域が広すぎても股関節の組織を痛める原因にもなります。

股関節の安定性を高めていく事で結果的に膝をサポ―トしてくれるので施術やトレーニング指導をさせて頂きます。

内股・ガニ股による膝、足の歪み

こんな方いませんか?  

過去に足首を捻挫したことがある

外反母趾や偏平足などがある

X脚またはO脚がある

あぐらや女の子座りをすると膝・股関節に違和感がある

膝は運動連鎖の視点から『足周囲の問題』からストレスをかけています。

足首の問題は回内・回外変位』、足指の問題では外反母趾、内反小指

足底の問題だと偏平足・ハイアーチ』、下半身全体の問題としてO脚X脚などが人によって左右の足で様々なパターンで絡み合っています。

これらの歪みやこの歪みによる誤った運動パターンを解消しないと膝の負担は減らず一時的に症状が無くなったとしてもまたぶり返してしまう原因になります。

しかし逆に変形性膝関節症の方でもこれら足の問題をいくつか解消できると膝の変形は整体ではどうにもできませんが、膝の痛みの軽減すは目指すことが出来ます。

普段の足を組む・片側重心・あぐら・女の子座りなどの座り方も問題になります。これらは普段の骨格の歪んだ形のまま傾いていたり、その傾きを正すように無意識整えるように姿勢を取っていたりと歪みの程度や年数によって変わっていきます。

正しく座れた状態だとしても座位姿勢は全身に負担がかかるものなので定期的に立ち座りや少し体を伸ばしたり歩いたりするように意識しましょう。

膝が伸ばしきれない

こんな方いませんか?

脚を伸ばして座ると膝裏が地面から浮く

ふくらはぎ・太もも裏の固さがある

猫背

膝の前側が詰まる感じがする

歩行時に踵が接地したときに通常体は下半身から上半身まで地面からの衝撃を逃がすように受けますが、膝が曲がった状態でこの衝撃を受けると膝関節の内外に局所的に強いストレスがかかります。

膝の前側には『クッションとなる脂肪体』や『膝蓋上嚢』と呼ばれる筋肉で作られたスペースがあり膝がスムーズに動くように働きます。

この部位は筋肉や関節だけ施術していても柔軟性が出る場所ではない為、癒着している場合は直接施術する必要性がある部位です。

これらの問題以外にも『半月板や関節包』それに付着する筋肉など膝関節は非常に複雑な構造をしている為、単なるもみほぐしでは限界が出てきます。

また後ろの筋肉である、ふくらはぎや太もも裏の筋肉が硬くても膝は浮いてきます。また、膝と骨盤は関係上『膝が浮く⇔骨盤が後ろに倒れ猫背』つまり『猫背の人→膝が浮く』となりやすい傾向にあります。

猫背と膝はセットでなる事がほとんどですので2つとも施術していくことが必要になります。