足底筋膜炎

お悩みの症状

このようなお悩みありませんか?

インソールテーピングを使っているが症状が残っている

足先が冷えやすかったり浮腫みやすかったりする

寝ている時にふくらはぎがつる時がある

足首の捻挫経験がある

巻き爪がある

足にタコ魚の目がある

外反母趾偏平足がある

患者さんの声

S・Tさん 42歳

ずっとランニングをやっていたのですが、最近足の裏が痛くなる事が多く、頻繁に足を捻ってしまう事があってランニングが辛くなっていました。自分で足を揉んだり、足つぼでもあまり変わらず。

病院でインソールも作りましたがダメでした。整体や足の動かし方の練習をこちらで教わって、徐々に痛みが減ってとても助かりました。足の不安定感も予防策も教えて貰ったので継続して気を付けようと思います。

院長 神崎

S・Tさんは足首と足底筋膜(足裏)からふくらはぎの内側の柔軟性が低下し、足部内在筋と言われる筋肉が上手く使えておらずクッション性が低下していた事。また、骨盤と股関節のズレから走っている時の足の負担が局所に集中している事が痛みの原因になっていましたね。

足部とふくらはぎ・太もも周辺の状態を整体で整えながら、セルフケアで足部のトレーニングを行っていった事で足のクッション性が徐々に出てきたため、痛みの軽減につながったのだと思います。

足底筋膜炎のお悩みで考えられるのは?

一般的…運動負荷が高い 体重 加齢 靴の問題

当院が考える原因

  • 外反母趾や偏平足がある 巻き爪がある
  • 反り膝
  • 普段同じ姿勢が多く、ふくらはぎが浮腫みやすい
  • 捻挫歴がありその後適切にケアをしていない
  • 重心がつま先の方に偏りやすい
  • 腎臓や腸などの腹部臓器の柔軟性低下

この4つが多く見られます

外反母趾や偏平足がある

こんな方いませんか?

立った姿勢で土踏まずが地面についている

歩行時の地面に足が着いた時に踵が内側に傾いてしまう

『外反母趾で足底の内側部が不安定⇒アーチが潰れやすく偏平足になる』『偏平足で足全体が内側に倒れやすい⇒外反母趾を助長してしまう』このように外反母趾と偏平足には相関性があります。つまり足部のバランスの偏りから、足部に局所的なストレスがかかって結果的に足底筋膜炎になっている方がいます。

このような場合は外反母趾と偏平足の悪化を予防しつつ、足部を安定させるために足部の関節を整え筋肉を使えるようにトレーニングしていく事が大切です。

膝を反った状態で立っている事が多い

こんな方いませんか?

立っている時、膝を伸ばしきって体を支えている

反り腰である

足部の内側に重心をかける事が多い

膝を反った状態で身体を支えていると、太もも前側の筋肉が使われづらくなり、ふくらはぎの筋肉の負担が増えます

ふくらはぎの内側にある腓腹筋内側頭という筋肉は足底筋膜に繋がるので『ふくらはぎの負担増加=足底筋膜の負担増加⇒足底筋膜炎』の構図が出来ます。

しゃがんだ時に踵が浮く

こんな方いませんか?  

足首を反らす可動域が狭い

足首を反らそうとした時に小指の方が反りやすい

歩行時の蹴りだすときにつま先が外側を向いている

しゃがんだ時に地面から踵が浮いてしまう

しゃがんだ時に踵が浮く人は距腿関節と言われる足首を反らす関節の可動域が狭くなっています。この関節は長時間同じ姿勢を取っていると硬くなり、浮腫みやすくもなります。

足首を反らす可動域が狭いと構造上足首が内・外にブレやすくなります。つまり関節の柔軟性の確保と足部にある筋肉を動作で正確に使えるようにする必要があります。

反り腰・X脚である

こんな方いませんか?

歩き、立ち上がり、しゃがむ時に膝が内側に入る

仰向けで寝た時に腰がベッドから浮いている

長時間歩くと太ももの外側が張りやすい

消化不良などの内臓の不調がある

足のアーチはばねのように体重が乗った時に広がり、地面から離れた時に縮むような動きをします。運動連鎖の関係反り腰X脚がある事で、足首は内側(内反)に倒れやすくなり、アーチが潰れてしまいます。この潰れた状態で運動すると歩行時や走行時、足底筋膜によりテンションが掛かって炎症しやすくなります。

また腹部の内臓周辺の柔軟性低下(内臓が下方に落ちた状態)があると反り腰を助長し重心が前方に集中するため足底の負担が増加します。

過去に捻挫の経験がある

こんな方いませんか?

過去に捻挫をした際、適切に休息していない、または足部の施術を行っていない

捻挫をしたが、病院でMRIの撮影やエコーを用いた検査は行っていない

軽い捻挫だったため、特にその後ケアを行っていない

足関節周囲には足を支えるための靭帯が複数存在しています。一度でも伸び過ぎた靭帯は完全には元に戻りません。また軽い捻挫でも繰り返す事で靭帯は徐々に緩く、不安定な状態になります。

捻挫経験が多い方は靭帯の代わりに筋肉で安定できるように体を整え、鍛えていかないといけません。

コメント